Side A

「おいしいもの、だ〜いすき。」
低能な女子(ブランチとか観てる輩)が、宣いそうな言葉。
デパチカ・スイーツ・オメザなど、食関連の言葉も濫発気味。
氾濫する下らない情報に喰らいつき、欲望を貪る下等な人間。


別に、否定や蔑視をしているわけではない。
人間として、原初な欲求を必然に満たしているだけ。
人間の三大欲って、性欲・食欲・睡眠欲。
本能の赴くままに、やって・食って・寝る。
これにクスリがあれば、まさに今時の黒人ラッパ−PVそのもの。
酒を女体に這わせて、舐め廻し。
男女問わず誰しもが、憧れるハーレムなユートピア


本物ではない小さなユートピアなら、金で買える。
最後に信頼できるのは、金・金・金。
相対的で不確かな愛よりも、絶対的な価値のある金。
それで幸せになれるとは言ってません。信頼の話です。


世間で蔓延る愛など、信用してはいけません。
唯一信用できるのは、自らの心に現れた感情・愛情だけ。
寂しいですか?

いまさらにも。

なかなか観ない映画には、2種類ある。
話題になったけど、実際おもしろくないのではというケースと
自分には関係のない世界なのではというケース。


先日観たファインディング・ニモは、後者のケース。
ストーリーは私が語るまでもないステレオタイプな感動ストーリー。
映画的には可も非もない普通の出来なのだが、ドリ−にやられた。
ニモのオトンと一緒にニモ探しの旅にでる青いサカナ。
何がやられたって、頭の弱さ。
アルツハイマーな世話好き。こんな迷惑ないですよ。
人間でいうと誰だろう、蛭子能収
周りに居ると憎めないけど、迷惑・・・つながりだけか。
しかし、子供だましファンタジー映画に頭の弱いキャラクターを持ってくるところが、
ネズミー映画の懐も業も深いところ。
それとも、ドリー程度の頭の弱い人間はアメリカには腐る程いるってこと?
きっと、いますね。いると願いたい。それでこそのユートピアとしてのアメリカです。
だって、あの大統領が国の代表ですから。

てんさいMAX。

スマトラ沖地震津波被害者の手記を読み、
非常事態の状況下に身を置く怖さを改めて知る。
津波被害者の手記 → http://now.ohah.net/sameera/tsunami.shtml


私も阪神淡路大震災に、偶然遭った経験がある。
偶然と書くとおかしな表現だが、私は神戸に半年しか住んでおらず、
その半年の間に未曾有の大震災に遭うというのは、偶然としかいいようがない。
大震災の事は、いまだに鮮明に覚えていると言いたいところなのだが、
鳥頭な人間なので、ぼんやりとしか覚えていない。
これ以上、忘れる事のないように、ここに書いておく。


私は王子公園のマンションに一人で住んでいた。
王子公園は、神戸の中心地三ノ宮から一駅離れた住宅地。
美術館、動物園が家の近くにあり、住みやすい所だった。
1月17日朝5時頃、寝ていた私は、ふと起きました。
何故、そんな早い時間に起きたのか。
こんな私にも震災の前兆が分かったのか。
起きて、窓から空を見ると、うす暗いというか淀んでいた。
次の瞬間、轟音。
実際、轟音が鳴っていたかどうかは分からないが、そのように感じた。
そして、激しい揺れ。絶叫する私。
人は不意に恐怖に駆られた時、叫び声は映画のように「キャー」「ウワ−」ではなく、
声にならない、文字にも表現できない獣としての本能から出る叫びを発する。
私はベッドから飛び下り、ベッドの下に隠れた。
しかし、私のベッドの下は荷物がたくさん有り、頭しか入れる事ができなかった。
これぞ、まさに「頭隠して尻隠さず」のお手本。
それよりもベッドの下に隠れるという災害時の模範的な行動をした事に驚いた。
激しい揺れは終わり、とりあえず外に出た。
私の家の周辺は激しい倒壊などなく、地震の規模が今一つ掴めない。
ふと、大阪の両親が心配になり、電話をかけた。
そうなんです、地震の直後はまだ電話が通じたのです。
「そっちは大丈夫か?」と母に聞くと、母は「わざわざ、ありがとう」と素頓狂な感激の言葉。
母は地震直後で情報も無く、神戸の惨状を知る由もないのだが、しかし素頓狂だ。
とりあえず、三ノ宮にある事務所まで自転車で出かけることにした。
そこに着くまでに目にしたものは、まさしくアキラの世界。壊れた都市。
市役所は3階部分が全てなくなり、地中の水道管は破裂し、道路から噴水のように吹き出す。
ここでふと気付いたのだが、私は恐ろしいくらい冷静だった。
人の死体がゴロゴロ転がる阿鼻叫喚な地獄絵図ではなかったのは事実。
しかし、街の様子は普通ではないのです。
普段から無感情だが、この状況下でも無感情である。自分自身が恐くなりました。
人の恐怖な体験は怖いが、自分の体験は、感覚も無く無感情。
私は悪魔かもしれません。


震災直後は、このような記憶です。
思い出しながら書いたのですが、ドラマがないですね。
なにか、ドラマがあったような気もするが、なにせ鳥頭なので思い出せません。


震災後、一番困ったのはライフラインがない事。水道、電気がないとホント辛い。
日が沈むと部屋の中が真暗になり、本も読めず何もできません。
飲水は自販機などで確保でき、不自由はなかったのですが、
下水がないと辛いです。糞尿たれても流せないのです。
さすがに、外ではしませんが、それに近い事はしたような気がします。


神戸に住んだのが3ヶ月前なので、なんたる運の無さ。
しかし、最悪の結果にはならないのが、私の悪運の強さ。
神戸にマンションを借りる時に最後まで悩み、選ばなかった方のマンションは全壊。
今、生きているのは、そちらを選ばなかったからです。
信じる神がいないので、何か別の因果なものに感謝。

アイアーイ。

明けましたね。
人並みに今年の夢でも語りますか。
今年の夢はアンガールズに会う事。
ジャンジャジャカジャンジャジャカジャン。
いいですよね、ボーとしてて。
好きなんですけど、コンビ2人の名前は知りません。
いつも、ヌーとした奴とガッとした奴と呼んでます。


アイアーイ、アンガールズで〜す。
TVで観る貴方達にジュンッってきます。
どっちがぼけで、どっちがつっこみですか?全然わかりません。
「あっ」って貴方達が言う独特の間にいつもやられています。
ネタ的にはさして面白くないのに、いつも笑ってしまう。
それも持って生まれた人間的な魅力なのでしょうか。
心がここにあらずな感じが素敵です。
ぼんやりしてても、実は腹黒そうなところが素敵です。
そんな貴方達に会える日を楽しみにしています。
(おしゃれ関係のBGMをバックに古館風に読んで下さい)


まぁ、会いたければ芝居小屋に行けばいいんですけどね。
そんな努力はしません。偶然、会いたいんですよ。
中野あたりのコンビニでビニールシートを剥がして
エロ本を読んでるアンガールズに会いたいんや。
もしくは、挙動不審で職務質問されているアンガールズに会いたいんや。


願えば叶う。それが夢ってもんです。
アンガールズへの愛があればですよ。
あっ、アイアーイって「愛愛」ということか。

夢みがち。

最近見ないですね、夢。
どっちの夢もです。


昔は世界一のデザイナーになるとか、鼻息が荒かった。
結婚とか家族とかに全く幻想などなく、
そんなちっぽけな幸せなど吐気がするわ、
結婚なんか絶対しないって、これまた鼻息が荒かった。
今は落ち着いてますね。大人になったんですかね。


エロい夢(睡眠中の方ね)も、見なくなった。
現役バリバリ(何の?)の時は、夢でやって、現実でやって、
とっかえひっかえ、そら、もう渇き知らずでしたよ。
すぐバレる嘘を付く癖は、治ってません。


喧嘩して血祭りになる夢が、一番強烈だった。
夢自体はありきたりなのですが、起きたら布団が血まみれ。
脚に大きな切り傷があり、そこから血がドバー。
あれっ、ホントに喧嘩した? いやっ、覚えてない。
2重人格?ドッペルベルガー?ビリー・ミリガン?
よく見ると布団周りの家具・置物が倒れたり、血塗られたり。
あぁー、強盗が家に入り、ファイトしたわけね、ファイトを。


そういうことが度々あり、冷静に分析してみた。
夢でパンチを繰り出すと、ラジカセにパンチを繰り出し、
キックを繰り出すと、扉にキックを繰り出す。
夢遊病みたいに歩いてではなく、寝ながら。
それで、手や脚が傷付いて血まみれ。
こういうのは何の傾向?教えて、フロイトさん!


今はそういうこともなく、夢みがちな事もありません。
そんな私ですが、他人に夢を託すってな事は、今までにありません。
皆さんも、そういう愚行だけは絶対しないようにお願いします。

黒山の人集り。

最近の映画でよくあるシーン。
黒人が白人に「SHUT FUCK UP, NIGGER」。
いつも、笑っちゃいます。
こういう冗談が、世の中流行ってるのかな。


今のR&Bを好きになれない。ディーバ系とか。
黒人音楽が嫌いというわけではない。
ジェームス・ブラウン、スライ、パブリック・エナミーなど、大好き。
今のが嫌い。でも、今の流行音楽の本流ですね。


MTV・ミュージック・アワードを観ても、受賞はR&Bだらけ。
ロックは、もう終わったのか?
ニルヴァーナ、ベック、レディオヘッド以来、良いのがないのも事実。
最近だと、ホワイトストライプス、ヤー・ヤー・ヤーズくらい。
寂しい限りです。


雑誌サイトで、ロックアルバムベスト100が載ってましたが、
やはり、70年代のアルバムだらけ。
渋谷陽一も先述の事を言ってました。
渋谷先生は、今のロックに肯定的ですが。


飽食な時代に革新的なロックは難しいのでしょうか。
今の時代「デスチャ、でるっちゃ!」くらいが、丁度いいのでしょう。

堕落。

私は今、旅に出ています。
旅というか、冒険。2つ同時進行で。
「因果鉄道の旅 by 根本敬」と「ドラゴンクエスト8」。


因果鉄道の旅は、オヤジ的大宇宙の話。
はなわガッツ石松伝説とかの宇宙とは、違う大宇宙。
人間のあるべき姿を示してくれます。
自分の核以外のものは、存在しないも同然。
真似したくても、できません。
選ばれし者だけができる、生き方。


一方、ドラクエはというと今回初めて気づきましたが、
前者と同じオヤジ的大宇宙の冒険。
もう、完全にオヤジの妄想的箱庭の世界で踊らされてます。
だって、おかしいですもん。御都合主義ですもん。
主人公は、困ったら月の妖精みたいな奴に助けてもらうんですよ、何回も。
因果鉄道の旅にでてくるオヤジのエピソードとなんら変わりません。
内田(因果鉄道の旅)の頭の中みたいに、自分の都合いいものしか存在しません。


月の妖精とか、姫を助ける魔法とか、
綺麗にラッピングされたファンタジーなんか、受け入れんよ。
ミッ○ーマ○スも一皮剥けば、ほら、中に何が入ってる?
うわぁー!怖いよ−!私の口から言えません。


じゃ、何故プレイしているのだ?
ちょっと頑張って、自己正当化してみましょう。
◎本当はファンタジーが、好きなのでは? → 認めません。
◎中世ヨーロッパが、好きだから? → 嫌いです。
◎自分探しが、出来るから? → 一切ありません。
◎ゲームの箱庭世界でしか、活躍できないから? → 殺す。
難しいですね。基本的にゲ−ム好きなので、しょうがないです。
ドラクエの主人公がレベルアップする音に反応して、勃っちゃう人間なんで。