いまさらにも。

なかなか観ない映画には、2種類ある。
話題になったけど、実際おもしろくないのではというケースと
自分には関係のない世界なのではというケース。


先日観たファインディング・ニモは、後者のケース。
ストーリーは私が語るまでもないステレオタイプな感動ストーリー。
映画的には可も非もない普通の出来なのだが、ドリ−にやられた。
ニモのオトンと一緒にニモ探しの旅にでる青いサカナ。
何がやられたって、頭の弱さ。
アルツハイマーな世話好き。こんな迷惑ないですよ。
人間でいうと誰だろう、蛭子能収
周りに居ると憎めないけど、迷惑・・・つながりだけか。
しかし、子供だましファンタジー映画に頭の弱いキャラクターを持ってくるところが、
ネズミー映画の懐も業も深いところ。
それとも、ドリー程度の頭の弱い人間はアメリカには腐る程いるってこと?
きっと、いますね。いると願いたい。それでこそのユートピアとしてのアメリカです。
だって、あの大統領が国の代表ですから。