無修正な街：金沢。

久しぶりに街でも作ってみたいなぁ！ってなことでシム・シティ。
PS2では最新のバージョンがなく、WINDOWSだけみたい。とほほ。
で、どのような街を作りたいかというと、ずばり「歓楽街」！
いわゆるひとつのユートピアですよ。

理想郷求めて、金沢に行ってきました。
今回の旅の目的は、金沢21世紀美術館。
いや〜、開かれた美術館ですよ。ヨーロッパ的に。
来ている人は家族連ればかり。
初めて、いい意味での地域ぐるみを感じましたね。
子供がマシュー・バーニーの男女の結合部分のドローイングを観て、
「お母さん、何これ？」って。
素敵！まさに壁のない教育ですよ。
ジェームス・タレルの作品をあって、これまた素敵！
単に天井に四角い穴が開いていて、空が見えるってな具合なんだけど、
これが想像以上に素敵！観ていると何故だか色々な感情が沸きおこります。
直島の美術館もよかったが、ここもそれ以上かも。

で、夜の金沢に出陣。
ホテルのエレベーターで同乗したむさい男は
Naitaiを小脇に抱え小躍りして街にくり出す様をみて、
あっ、そういうとこもあるんだぐらいの印象でしたが、否。
夜7時には、人がまばらでしたが、9時には、怪しげな人がうじゃうじゃ。
おやって、街を徘徊するとあるわあるわ歓楽スポットが！
街に点在していました。点在ということがポイントで
街全体が歓楽街の印象をうけます。
戦災にあってないせいか、古い建物（トタン率高し！）が多く、
道も非常に複雑な作りになっていました。
明らかに最近の都市計画的な街ではありません。

昔ながらの街ってのは、人の欲望がつくり出した感がある。
欲望ってのは、ずばり「性交」。人間の原初的な欲求ですね。
都市計画していないので、無軌道・無修正な街そのものです。
なんとかヒルズみたいに気取った感もなく、剥き出し、ずるむけの欲望の街。
これがやはり人間が帰るべきユートピアかぁと感慨に耽っていると

宇宙

人間の小さな欲望すら、軽くのみこむ宇宙。
無限の闇が全てを包み込む。
金沢の歓楽街は全てここに繋がってるんだと思う。
上の写真は宇宙軒食堂という所の看板なんですが、
その店には山崎まさよしとかも来るらしい。
宇宙軒、恐るべし！

宇宙かぁ、、、、、塊転がさなきゃ！！！！（by塊魂）