レスペクト根本


『でも、やるんだよ!』




根本敬の「因果鉄道の夜」で知ったフレーズ。
いい顔のオヤジが宣った言葉なのですが、最近、この言葉が妙にしみる。


社会の中では、本人の意志と関係なく物事は進むことが、ままある。
前に進むためには、生きるためには、その大きな流れに従わざるを得ない。
流れに逆らうと、ほら、ドロップアウト
そうならないために「(嫌)でも、やるんだよ!」ってことになる。
でも、やらない人生を過ごしたいですけどね。それ、小市民にとってのユートピア


因果鉄道の夜のオヤジの言葉とはちょっとニュアンスが違うような気がするが、、、
「でも、書くんだよ!」

なんだか。

久々にパンチのある雑誌を発見しました。その名も「ちょべりぐっ」。
EGGの亜流雑誌かと思いきや、エロ本。
ガングロ、ゴングロまでいかないまでも、渋谷に棲息している
色も腹も黒い女が、股をガバーって開いて、、、
うっ、吐き気が、、、、、、、
股をガバーと開くのはいいんだけど、全部ハメ取り。
モザイクは一応入ってますが、子供の頃見たビニ本のノリ。
モデルはやはり、顔にモザイク入れた方がいいんではレベル。
うっ、また吐き気が、、、、、、、
強烈です。というかニーズが分からん。
エロ本って、基本ヌキのためじゃないですか。
この本で、ぬく人がいるってこと?相当マニアだなぁ。
あっ、でもデブ専とかフケ専とかいるから、大丈夫か。
何が大丈夫か分からないが、納得。
ちなみに、私が一番理解したくないのはスカトロ。
何がいいんですかね。今度H屋さんに聞いてみたいです。

雪。

昨日、東京で降りましたね、雪。
会社を出る頃は降り初めでしたが、家に着く頃にはもう積もってました。
たった、小1時間なのに、凄いね。
あまり雪を見ないので、たまに見るとワクワクしちゃいます。
その帰る途中、ふと空を見上げると
雪が街灯に照らされて舞う様は、とても素敵でした。
なんか、頭の中でラストクリスマスが流れました。
不覚!!!大不覚!!!俺はそんな人間じゃないはず!!
ワムですよ、ワム!
波田陽区に斬られて当然なくらいの恥です。残念!

お似合いですぅ〜。

また、指輪のオニキスの玉が外れました。(前回の話は2004/12/03参照)
大切な結婚指輪なのに、2度目の修理。とほほ。
内側にオニキスの玉がある一風変わった指輪なので、
その形上ゆえ、正確なサイズが分からない。
サイズが大きかったので詰めたら、今度は小さすぎて外れた。
また、少し大きくする事にした。


丁度いい按配が分からない。なんか、自分自身みたいで不思議。
普遍的なものを嫌うあまり、常識から逸脱することも度々。
逸脱すると、その正しい基準が分からず、曖昧になっていく。
判断基準が自分でしかない。正しい選択をしたのかどうか、分からない。
結果が全てになるが、それも本人の気分次第。
まぁ、いいように考えましょう。


その指輪は、H.P.FRANCE BIJOUXで買ったのですが、この店の品揃えは良い!
アクセサリーは、買わない・付けない人ですが、この店の商品には、魅力を感じます。
商品だけでなく、店員も感じが良い。社員教育が行き届いている感じ。
一度、嫁と行った時など、「あー、なんか素敵な人がいるぅ〜。素敵ですぅ〜。」
と嫁を巧いこと、誉めやがる。嫌味な感じじゃなくね。
その話術に、かくいう私もキューンってしちゃいます。なんか、騙されてますかね?
いいんですよ、商品が良ければ。VIVA! H.P.FRANCE BIJOUX。

Side B

「おいしいもの、だ〜いすき。」
日曜の昼にブランチ観て、宣う自分がいる。
宣うのに飽き足らず、氾濫するグルメ番組を観ながらメモする始末。
卑しいまでの食への欲求。
美味なものを食すと、幸せってな瞬間がある。
そんなもので幸せとは寂しい、と宣う人もいる。
束の間の幸せなんで、許して下さいな。


小さい食のユートピアを探して、日夜彷徨い、新規開拓に勤しむ。
メディアに頼らず、自分で探すのも醍醐味だったりする。
当然、ユートピアではなく、ヘルな店に出会うこともある。


最新のヘルな店は、高円寺・庚申通りの中華店。
最初は、炒飯。
ちょっと、炒め足らない感じがするが、まぁ、普通。
お次は、餃子。
「宜しければ、タレをつけずにお召し上がり下さい。」
店の人が自信満々に宣う。
ほう、小籠包みたいに中から汁が、ジュワッって出るのか。
一口食して、驚愕。汁が出るどころか、パサパサ。普通に不味い。
どこから、その自信が出てくるのだ。
締めに、焼きビーフン。
ヘルメーター、振りきりました。最高に不味い。
炒めた感じがしないし、塩・胡椒もしてないし、
味付けはラーメンの汁を入れただけ。
具材もニンジン・豚に混じって白菜。普通、白菜入れるか?
野菜がクズ野菜っぽくて、見た目、家畜の餌。
9割、残しました。これだけ食せないのも初めてです。
帰り際に、料理人の顔を見たら、根本敬が喜びそうな
冴えない50代のいい顔のオヤジが、倦怠感丸出しで作ってました。
作ってるというか、作らされてる。たぶん、悪魔に。
妙に納得して、帰途についた。


ユートピアとヘルは、紙一重
同じ物・境遇でも、ヘルにもユートピアにもなる。
というか、繋がってますね、こりゃ。